防犯サムターンの特徴、防犯性能をご紹介いたします。
サムターンとはドアの内側にある鍵を開け閉めする際に指でつまんで回すところになります。
鍵を開ける場合は鍵穴から開ける方法とサムターンから開ける方法があります。
一般的には鍵の防犯性が低いと鍵穴からピッキングで開けられます。
開錠時間も鍵の種類によりますが簡単なもので数秒で開けることができるものもあります。
特に20年以上前の鍵で交換をしていない場合は防犯性がとても低いものの可能性があります。
シリンダー、鍵穴が防犯性の高い鍵の場合はピッキングなどで開けることがとても困難になります。
キーの部分に丸いくぼみが複数開いているものがディンプルキーと言いピッキング対策で防犯性が高くなっています。
ディンプルキーでも多くの種類やタイプがあり、それぞれ防犯性は変わります。
その他にもウェーブキーと言い鍵の側面に波打った(ウェーブ)溝があるもの。
車の会社に使用されています。
防犯性が高いと鍵をなくしてしまって鍵開けの御依頼を鍵屋に頂いた際にサムターンから開ける方法もありますが防犯サムターンはその対策もされています。
サムターンから開ける方法ですが泥棒は扉のシリンダーの横などにドリルで穴をあけそこに工具を入れて室内のサムターンを回そうとします。
しかし防犯サムターンはこのような方法で開けられないように開発されたものになっています。
そのため、防犯性は高くとても効果的です。
しかし、防犯性が高いために多くの鍵屋ではシリンダーを壊さないと開けられない業者が多いです。
当社では高い技術力と経験、実績などがあり、以下の物でも壊さないで開けることができますので多くの開錠依頼をいただいております。
サムターンと言っても様々なものがあります。
それぞれ使用方法や防犯性が異なります。
MIWA社B5式防犯サムターン、スイッチ式防犯サムターン
特徴は指でつまむ部分にちょうど小さなボタンがあります。
閉める際はボタンを押さなくても閉められますが開ける際はボタンを押さないとサムターンが回らなくなっています。
防犯性はとても高いです。
GOAL社TMB型防犯サムターン
特徴はMIWA社のB5式防犯サムターンと同様、指でつまぶ部分にボタンがあります。
このTMB型については押し込んで回さないと開け閉めできなく、そのまま回すだけですとクルクル空転してしまいます。
防犯性はとても高いです。
GOAL社TME型防犯サムターン
特徴はTMB型防犯サムターンに似ています。
通常状態では普通に開け閉めできますが小さなボタンがついておりそのボタン通しながら扉側に押し込むことで空転モードに切り替えることができます。
そのため空転モード状態でサムターンを回すことがとても難しいです。
空転モードの場合はサムターンを回した際にクルクル回って開け閉めできなくなります。
防犯性は通常時は普通です。
空転モード時はとても高いです。
※よくあることですが使用の説明を受けないで空転モードになってしまった際はクルクル回るだけなので壊れてしまったと勘違いされる方がいますがボタンを押しながら扉に押し込むことで通常モードに切り替えていただくと通常使用ができます。
防犯サムターンegg
特徴はサムターン自体が長めでサムターンを指で包み込むように持ち、押し込みながら回さないと開け閉めできないものになっています。
押し込まないで回すと空転してしまい開け閉めができないです。
防犯性はとても高いです。