スーツケースについているTSAロックの鍵をなくしてしまったら、とても焦りますよね。旅行中や旅行前日に気づいたら、パニックになるかもしれません。
しかし、鍵をなくした場合でも開ける方法があるのです。鍵を開けるためのテクニックや具体的な手順を知ることで、焦らず冷静に対応できるでしょう。ぜひ、参考にしてください。
TSAロックの鍵をなくした時の対処法
鍵を無くしたことに気がついた時、ついパニックになってしまいがちですが、まずは深呼吸して冷静になることが大切です。冷静になることで鍵が見つかりやすくなります。
身の回りをよく探す
身の回りに鍵がないかをもう一度よく確認しましょう。特に前日に着ていたコートやジャケットのポケットに紛れ込んでいることがあります。
ズボンやスカートのポケットも忘れずに確認してみましょう。また、バッグの中にも鍵が入っている可能性があります。ノートや書類などがある場合は鍵が隙間に入り込んでいないか、内ポケットや仕切りの中を注意深くチェックしてみてください。
訪れた施設やホテルに落とし物がないか確認する
身の回りにない場合は、ホテルの部屋などを探してみましょう。引き出しや金庫、洗面所やトイレなどに落ちている可能性があるので、隅々まで探してみてください。
それでも見つからない場合は、宿泊先の受付に鍵が届けられていないか尋ねてみましょう。もしかしたら届いているかもしれません。その他に考えられるのが、移動に使った車です。助手席や運転席の下、ダッシュボードや足元に鍵が落ちているかもしれませんので、調べてみましょう。
身の回りの場所を探し尽くしても見つからない場合は、最終手段として交番に行ってみましょう。交番に鍵が届けられている可能性があります。もしまだ届いていない場合でも、遺失届を出すことで鍵が見つかった際に連絡を受けることができます。
【通常時】TSAロックの開け方
アメリカ運輸保安局から認可を受けた鍵（TSAロック）は、アメリカへの旅行や出張で空港を利用される方にとって便利なアイテムです。しかし、初めてTSAロックを使用する方は、そもそも開け方が分からない方もいるかもしれません。
ジッパータイプ×ダイヤルロック式
ジッパータイプでダイヤルロック式のTSAロックは、スーツケースのジッパーの取手を固定するタイプの鍵であり、鍵部分はダイヤル式になっています。以下の手順で開けることができます。
- 1.自分が設定した3ケタの暗証番号にダイヤルを合わせる
- 2.ロック側面にあるプッシュボタンを押す
- 3.ジッパーの引手がロックの溝から外れて鍵が開く
ジッパータイプ×キーロック式
ジッパータイプでキーロック式は、フレームタイプ同様にオーソドックスな鍵です。開け方も一般的な手順になりますので、馴染みやすいかもしれません。
以下の手順で開けることができます。
- 1.鍵を奥まで差し込んで回す
- 2.鍵を抜き取ってロックの左側にあるプッシュボタンを押す
- 3.ジッパーの引き手がロックの溝から外れてスーツケースが開く
旅行前に操作方法を確認しておくと安心です。
フレームタイプ×キーロック式
フレームタイプでキーロック式のTSAロックは一般的なタイプの鍵です。リフトレバー式の鍵が使用されています。解除する方法は以下の通りです。
- 1.鍵を鍵穴の奥まで差し込んで横に回す
- 2.鍵を抜き取りプッシュボタンを押してリフトレバーを引き上げる
上記の手順に従うことで、フレームタイプでキーロック式のTSAロックを正しく解除できます。安全に旅行を楽しむために、鍵の操作方法を事前に把握しておくことが重要です。
鍵を無くした際のTSAロック解除法
もしTASロックの鍵をなくして、通常の方法でTSAロックを開けることができない場合には、以下の方法で開けることができる場合があります。ただし、自力で開ける際にはあくまでも自己責任となりますので、ご承知おきください。
自力で開ける
ジッパータイプのTSAロックであれば鍵に触れることなく、ファスナーの部分からボールペンを使用して開けることができます。具体的な手順は以下の通りです。
- 1.ジッパーのつなぎ目にボールペンを差し込む
- 2.ボールペンの先端がジッパーに食い込むように刺す
- 3.ボールペンを左右に動かしてジッパーがかみ合っている部分を開く
ただし、上記の方法を何度も行うとジッパーの部分が破損し、閉じなくなる可能性もあるのであくまでも緊急を要する時だけ行うようにしてください。ご自身で行うのが不安な方は、鍵業者へ依頼するのも一つの手です。
鍵業者であれば、安全かつ確実にロックを解除することができます。
リペアショップや鍵業者に依頼する
スーツケースを壊さずに開けたい場合は、空港のリペアショップや鍵開けの専門業者に依頼することが可能です。一部の空港にはリペアショップがあり、そこに持ち込むと鍵を開けてもらえます。
また、鍵業者に電話して出張サービスを依頼することも可能です。鍵業者は専門知識と道具を持っており、スーツケースを傷つけることなくロックを解除してくれます。
注意点として、リペアショップや鍵業者に依頼する際には当然のことながら料金が発生しますので、事前に料金やサービス内容を確認すると良いでしょう。
鍵の紛失を予防する為の方法
鍵を紛失しないためには、どのような対策が有効なのでしょうか。ここでは2つの対策を挙げてみます。
スペアキーは一緒にしておかない
スーツケースの鍵を紛失しないための予防法として、スペアキーを分けて持ち歩くことが重要です。旅行に行く際には必ずスペアキーも持って出かけましょう。
多くの人がスペアキーを自宅の引き出しに保管していますが、これでは本来の目的である鍵の紛失時にスペアにすることができません。次回から、本鍵とスペアキーを分けて一緒に持ち歩くことを心がけましょう。
これによって鍵をなくしても慌てることなく対応できます。
ダイヤル式のスーツケースを選ぶ
どうしても不安な方はダイヤル式のスーツケースを選ぶと、鍵をなくす心配をしなくても済みます。ダイヤル式の鍵は鍵そのものが不要ですし、カードロック式の鍵はカードをお財布に入れておくことができるので落とす心配を減らすことができます。
自分に合ったタイプを選ぶことで、鍵の紛失を防ぎましょう。
TSAロックの開け方が知りたい！紛失対処法と鍵の開け方について徹底解説【まとめ】
もしTASロック付きのスーツケースが開かなくなった場合でも、無理に開けようとすると破損の原因になりますので注意が必要です。スーツケースを壊したくない、メーカーの修理に出す時間がない場合には、鍵業者へ依頼すると良いでしょう。
高い技術を持った専門スタッフがすばやく駆けつけ、鍵トラブルに対応してくれます。スターキーロックでは、スーツケースに限らず、さまざまな鍵のトラブルを解決することが可能です。見積依頼は無料なので、まずはお気軽にお問い合わせください。
スターキーロックではスーツケースの鍵開けも承っております。24時間365日駆けつけ対応可能で鍵紛失時の鍵開けも6,000円から対応いたします。お気軽にお問い合わせください。
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