バイクの鍵の紛失は誰にでも起こりうる問題ですが、いざ落としてしまったら、きっと焦ってパニックになってしまうでしょう。
この記事では、バイクの鍵を無くしたときに取るべき具体的な行動や、費用について詳しく解説します。冷静になって正しく対処することで、少しでも鍵を見つける可能性を高められますよ。
バイクの鍵を無くしたときのチェックポイント
バイクの鍵を無くしたときに「確認して欲しい3つのポイント」があります。以下の項目をよく確認することで、鍵を見つけやすくなるでしょう。
①ポケット・カバンの中
鍵の紛失時に『よく探してみたらカバン(ポケットや財布など)に鍵があった!』といったケースはよくあることです。
自分が『確認したから大丈夫』と思っていても、実際には鍵がポケットやカバンの奥に隠れていることがあるので、改めて確認してみましょう。
専門業者に依頼して出張してくる場合には、もし仮に見つかってキャンセルの連絡をしたとしても、見積り料やキャンセル料が発生するケースもあります。
したがって、一度確認したと思っても、鍵がまだポケットやカバンの奥に隠れていないかを再度確かめてみてください。鍵が見つかれば、不要な費用や手間を避けることができます。
②メットインの中
バイクのメットイン(ヘルメット収納スペース)の中に鍵を入れたかどうか、思い出してみてください。鍵をメットインに閉じ込めてしまった場合には、そもそも「その鍵」がないのでロックを解除できず、『バイクの鍵』を取り出すことはできません。
しかし、もし鍵が実際にメットインの中にあるのであれば、バイクの鍵は作製する必要はなく、鍵開けの処置だけで済むので、鍵作成に伴う費用を節約することができます。
逆に、鍵がメットインの中にあると思って鍵開けの依頼をしたが、結果的に鍵がメットインに入っていなかった場合は、鍵作成費用が追加で発生してしまいますので、注意してください。
③ロードサービス・任意保険
鍵紛失時に見落としがちな点として、ロードサービス(JAFなど)や任意保険の会員である場合、付随サービスを利用することでバイクの鍵開けや搬送サービスを受けることができます。
ロードサービスのJAFでは、会員であればメットインの解錠といった鍵に関するトラブルに無料で対応してもらえます。任意保険に関しては、保険会社によってサービスの提供状況が異なるため、保険会社に電話で問い合わせてみてください。
自身が加入している任意保険やロードサービスの会員特典を活用することで、トラブルに対する費用を抑えることができます。必要な支援を受けるためにぜひ活用しましょう。
バイクの鍵を無くした時の対処法
バイクの鍵を無くしたときの対処法には、以下の3つがあります。
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・鍵の専門業者に依頼して合鍵を作成する場合⇒8,000円~25,000円
・ロードサービス(JAFなど)に依頼する場合⇒13,000円~17,000円
・バイクショップに持ち込んで対応してもらう場合⇒2,000円~4,000円
バイクショップは費用が比較的安くなりますが、メーカーから鍵を取り寄せるため1~2週間程度かかることに注意しなければなりません。
もし、急いでバイクを使用する必要がある場合には、鍵の専門業者に依頼することも一つの選択肢としてオススメです。
メットインの鍵開けを依頼する場合
バイクの鍵をメットインの中に閉じ込めてしまった場合、以下の手順で対応しましょう。
スペアキーの有無を確認
自宅にスペアキーがある場合は、バイクをその場に置いてスペアキーを取りに帰っても良いでしょう。そうすることで、鍵開けのサービスを利用する必要がないので、余計な費用がかからなくて済みますね。
鍵開け業者へ依頼
鍵が見つからず、スペアキーも用意できない場合には、鍵開け業者に依頼することを検討しましょう。鍵開けのプロに依頼することで、多少の費用はかかりますが、確実に鍵を開けることが可能です。
お店の駐車場に停めている場合は許可を取る
バイクをお店の駐車場などに停めている場合は、お店の人に事情を話して停車しておく許可を取る必要があります。
盗難被害に備える
落としたと思っていても、実は故意に抜き取られた可能性も否定できません。その場合には、盗難被害に遭うリスクが考えられます。
停車しておく際には、U字ロックや補助錠を使用してセキュリティを強化しましょう。心配ならば、できるだけ遠くの場所にバイクを移動させることも有効です。
鍵を無くした場合は、たとえスペアキーでバイクを動かせたとしても、早めに合鍵を作製することをおすすめします。なぜならスペアキーを作らずに乗り続けると、次に鍵を紛失した場合に対処できなくなってしまうからです。
バイクの鍵を無くした時にかかる費用
バイクの鍵を無くした際には、以下の項目ごとに費用がかかります。
メットインの鍵開け費用
メットインの鍵を開ける場合、一般的な目安として約8,000円前後の費用がかかります。ただし、業者によっては出張費や作業内容によって費用が増える場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
合鍵の作製
合鍵の作製を依頼する場合の一般的な相場は11,000円程度です。これには部品代や作業費などが含まれるため、実際の費用は相場とは多少異なるケースが多くあります。
また、鍵の種類によって基本料金が異なるため、見積もりの際に事前に確認しておくと安心です。※さらに、一部の鍵については即時対応が不可能なケースもありますので注意してください。
鍵の作製に関しては、業者によって価格やサービス内容が異なる場合があるため、複数の業者から見積もりを取りましょう。そうすることで、自分のバイクに合った最適な鍵を最適な価格で選ぶことができます。
鍵の交換
鍵の交換に関しては、車種などによっても金額は異なりますが、通常のキーシリンダーの場合、部品代を含まない基本費用として最低でも約15,000円前後は必要です。
鍵の交換を依頼する際には、事前に業者へ「費用について」確認すると良いでしょう。
業者によって価格やサービス内容が異なることもあるので、複数の業者から見積もりを取ることで、自分にとって最適な選択肢を見つけられます。
合鍵の作成
もし家に帰ってもスペアキーが見つからない場合、業者に合鍵の作成を依頼しましょう。
スペアキーを持っていれば、またいつか訪れるであろう「キートラブル」にも自分で対処することができます。スペアキーの作成費用の相場は約8,000円〜です。
現場への出張費用は、現場との距離に応じて追加されます。これらの費用には「イモビライザー」などの特殊なキーの作成費用は対象外ですので、注意してください。
業者に頼むときに押さえておくべき注意点
バイクの鍵開けや合鍵作成を業者に依頼する場合、スムーズに手続きを進めるために知っておくべき重要なポイントがあります。
以下に、業者に頼む際に押さえておくべきポイントをまとめました。
信頼性の確認
業者の信頼性や実績を確認しましょう。口コミや評判を調べたり、信頼できる業者かどうかを確認するために、事前にインターネットで調べてみましょう。
見積もりの取得
複数の業者から見積もりを取るようにして、料金やサービス内容を比較しましょう。料金だけでなく、作業内容や納期なども確認しておくことも重要です。
作業の所要時間
鍵開けや合鍵作成の所要時間を確認しましょう。急ぎの場合や時間の制約がある場合は、作業にかかる時間を事前に伝えておくことが重要です。
イモビライザーの鍵開け
イモビライザーやスマートキーといった高度な鍵システムは、通常の鍵の修理や開け方と比べて費用が高くなる傾向があります。
これらの鍵は、バイクのエンジンを作動させるために特殊な認証が必要で、紛失した場合には再プログラミングや交換が必要になる場合があります。
そのため、
- ・業者が現地に出向いて対応する必要があること
- ・場合によってはレッカー車での運搬も必要になること
が考えられます。
業者によっても料金が異なるため、具体的な費用は業者に直接問い合わせた方がいいかもしれません。修理や交換にかかる時間も、通常の鍵よりも長くなる可能性が高いです。
イモビライザーやスマートキーの鍵を無くしてしまった場合は、専門の業者に相談し、適切な対応を依頼することがおすすめです。業者による費用や手続きの詳細を確認して、鍵の修理・交換を行う前に必要な情報を把握しておくようにしましょう。
バイクの鍵を無くした!対処法や費用について徹底解説します【まとめ】
バイクを利用している人にとって、鍵をなくしてしまい動かせなくなることは、とても困りますよね。バイクが大切な移動手段だからこそ、このトラブルが外出先で発生した場合には非常に困るわけです。
鍵が見つからず自力で解決できない場合は、「ロードサービス」や「バイク屋」、「鍵業者」のいずれかに依頼して対応してもらいましょう。保険やJAFに加入している方は、こんな機会だからこそ、ぜひロードサービスを利用することを検討してみてください。
急いで鍵トラブルを解決したい場合やその場で解決したい場合には、出張サービスを提供している『鍵業者』を呼びましょう。
スターキーロックでは24時間365日、無料で相談が可能ですので、気軽に相談してみてください。
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