鍵を郵送する際、どのようにして送ったらいいのか、悩んだことはありませんか?
例えば、実家に帰省していた子どもが鍵を忘れてしまい、送って欲しいと言われたがどうやって送ったらいいのか・・・迷いますよね。
そこで、この記事では鍵を郵送する方法や注意点について解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
鍵は封筒に入れて郵送できる?
現金を普通郵便で送ることはできません。
では、鍵はどうなのでしょうか。順番に解説します。
【結論】鍵は郵送できる
結論からお伝えすると、鍵を郵送することは可能です。
現金の場合は「現金書留」を使用するというルールがありますが、鍵に関しては特定の規則はありません。
ただし、鍵は非常に重要な物ですので、郵送する際には気を付けましょう。
鍵を郵送する際に気をつける点
鍵を郵送で送る際には、以下の点に注意してください。
普通郵便を使わない
大切な鍵を送る際には、ポスト投函する「普通郵便」は避けましょう。
普通郵便を使用すると、鍵が郵送中に紛失した場合の所在確認が難しくなります。
また、届いた後にポスト内から盗まれる可能性もあるため、防犯の観点からも避けた方が安心です。
確実に受け取れる方法を選ぶ
鍵を送る相手が確実に受け取れる方法を選択しましょう。
受け取り人のスケジュールや都合を考慮して必ず受け取れるようにすることで、配送中・配送後の紛失リスクを大きく減らすことができます。
梱包の適切性
鍵を送る際には、適切な梱包を行うことが大切です。
鍵の先端がとがっているので封筒が破れて鍵が出てしまったり、鍵が曲がったりすることを防ぐためにも、一つずつ丁寧に梱包しましょう。
郵送している間に、鍵が封筒の中で移動しないように固定するのも忘れずに行ってください。
鍵を郵送する時の正しい梱包方法
鍵を封筒にそのまま包むのは紛失の危険性が高まるため避けた方がいいでしょう。
鍵の正しい梱包方法は以下の通りです。
- 1.ビニール袋で包む
- 2.プチプチで包む
- 3.適切なサイズの封筒に入れる
鍵を保護するため、まずビニール袋に入れて包みます。
これにより、配送中に封筒に穴を開けるリスクを軽減できます。
次にエアーキャップ(プチプチ)で包み、鍵の変形を防ぐためにダンボールの切れ端などを裏にあてます。
最後に、鍵本体の梱包が完了したら適切な大きさの封筒に入れて完了です。
鍵が入ればどんなサイズでも良いのですが、しいて言えば「長形3号封筒」がおすすめです。
封筒では少し不安だと感じる場合は、コンビニや100円ショップで入手可能なネコポス用の箱を使っても良いでしょう。
鍵を送る際のおすすめ郵送方法
鍵を送る方法はいろいろあります。
一番安く済むのは「普通郵便」ですが、この方法は配送途中で郵便物が紛失した場合、追跡することができないので、鍵を送るにはリスクが大きいと言えるでしょう。
鍵を送る際におすすめなのは、
・簡易書留
・レターパックプラス
といった、追跡サービスの付いた方法です。
順に解説していきます。
簡易書留
鍵を入れた郵便物が配送途中に何らかの事故で紛失した場合、普通郵便だと保障してもらうことはできません。
簡易書留であれば、荷物一つひとつに追跡番号と補償が付くので、何かあった時にも安心できます。
- 1.鍵入り封筒を梱包した状態で郵便局窓口へ持参
- 2.窓口で「簡易書留でお願いします。」と伝える
- 3.送料と簡易書留オプション料金を支払う
- 4.受領証を受け取る(追跡番号が記載されている)
配送中や配送後、追跡番号を専用サイトに入力することで、配達の進行状況を確認することができます。
簡易書留には最高5万円までの補償が付いており、配送時の安心感も得られます。
この方法で鍵を確実かつ安全に相手へ届けることが可能です。
レターパックプラス
おすすめの鍵の発送方法の二つ目は「レターパックプラス」です。
詳細を下表にまとめました。
送料 | 520円(全国一律) |
重さとサイズ | 最大4kg、縦34.0cm × 横24.8cm(専用紙袋のサイズ) |
配達日数 | 同じ地域内なら1日(例:東京)、大阪まで1日、北海道まで1~2日 |
追跡 | あり |
補償 | なし |
レターパックプラスは、薄くて軽いものを送るのに適している発送方法です。
専用の紙袋があるので、厚みの規定を気にする必要がありません。
また、追跡サービスが付いているため直接手渡ししてもらえるので、確実に受取人に鍵を届けることができます。
鍵を着払いで送りたい時の方法
鍵を受け取る相手が送料を負担する「着払い」の方法で送りたい場合には、ゆうパック(宅配便)またはクロネコヤマト宅急便がおすすめです。
送料は多少高くなるかもしれませんが、受け取りの日時や時間帯を指定できて、補償も付いているので安心して送ることができます。
ゆうパックは最大30万円までの補償が付いており、自宅集荷が可能です。
郵便局に持ち込む場合には送料が120円割引される「持ち込み割引」が適用されます。
クロネコヤマトの宅急便も補償が付いている上に、自宅集荷も可能です。
店舗に持ち込む場合には送料が100円割引される「持ち込み割引」が適用されます。
本当に大事な鍵は自分で届けよう
鍵を郵送するのは、比較的容易に行えます。
法的にも鍵を郵送することは違法ではないため、内容物の欄にも「鍵」と書き込んでも問題ありません。
しかし、自宅の合鍵など、万が一の事態になった際に大きなトラブルを引き起こす可能性のある鍵については、できるだけ自分で直接手渡しするのが望ましでしょう。
便利な社会になり「手間を省く」ためのサービスが増えていますが、その背後には利用者の知識と責任が求められていることを忘れてはいけません。
簡単に決断すると、思いがけないトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
慎重な判断と対処が重要です。
鍵を無くして自宅に入れず郵便を受け取れない時の対処法
自宅の鍵を無くしてしまった場合、合鍵を持っている人に鍵を送ってもらったとしても、自宅に入ることができないので郵便物を受け取ることができません。
このようなケースでは、配送先を自宅ではなく最寄りの郵便局にすることのできる「郵便局留めサービス」で、荷物を受け取ることができます。
簡易書留やレターパックプラスでも、郵便局留めを無償で利用できますので、困った時には利用を検討してみましょう。
まとめ
鍵は郵便局から「郵送」することができます。
鍵を送る際には、追跡付きのサービスを利用することで、相手が確実に鍵を受け取ることができるので安心です。
鍵を梱包する際は、プチプチや段ボールを使用して鍵が折れたり曲がったりしないように配慮しましょう。
鍵を紛失して送ってもらう場合には、郵便局で受け取れる「郵便局留め」を利用することを検討してみてください。
自宅の鍵といった本当に大切な鍵は、郵送ではなく自分で届けることも検討しましょう。
鍵のトラブルでお困りでしたら、スターキーロックにご相談ください。
スターキーロックでは24時間365日駆けつけ対応が可能です。
お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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