「暗証番号を忘れてしまった」「番号は分かるのに金庫が開かない」――金庫のトラブルでお困りではありませんか?そんなとき、当店では「オートダイアラー」という最新機器を使った開錠サービスをご提供しています。金庫を傷つけることなく開錠できるこの画期的な機械について、ぜひ知っていただきたいと思います。
オートダイアラーとは?
オートダイアラーは、金庫のダイヤル部分に専用のカバーを取り付け、PCでの制御によって自動的にダイヤルを回転させる専門機器です。映画やドラマで金庫破りのシーンを見たことがあるかもしれませんが、実際のプロの鍵屋が使用するのは、このような最先端のテクノロジーです。
この機械の最大の特長は、金庫を一切傷つけることなく開錠できる点にあります。破錠とは異なり、金庫本体にダメージを与えないため、開錠後もそのまま使い続けることができます。
オートダイアラーの仕組み
オートダイアラーは金庫のダイヤル部分に専用のカバーを取り付け、パソコンでソフトを起動して自動的にダイヤル回転させ、すべての番号の組み合わせを試していきます。磁石の付いた足を金庫に装着して機器を固定し、金庫の種類に応じてダイヤルの回転速度や刻みの細かさを設定します。設定が完了すると、機械が自動的にすべての番号を試し続け、正しい暗証番号に到達すると電子音で知らせてくれます。
オートダイアラーを使うメリット
金庫を傷つけない
最大のメリットは、金庫本体に一切ダメージを与えずに開錠できることです。破壊して開錠する場合、ドリルでダイヤルの周りに穴を開ける必要がありますが、オートダイアラーなら金庫に傷一つ付きません。
確実に開錠できる
熟練の鍵師による手探り開錠も有効な手段ですが、金庫の種類によっては音が聞こえない場合もあります。一方、オートダイアラーはコンピューター制御で確実に番号を探していくため、時間はかかりますが、ほぼすべてのダイヤル式金庫に対応可能です。
経済的で開錠後も安心
金庫を破壊して開ける場合、開錠費用に加えて新しい金庫の購入費用も必要になります。特に業務用の大型金庫の場合、買い替えには数十万円以上かかることも珍しくありません。オートダイアラーなら金庫はそのまま使えるため経済的です。また、暗証番号も判明するため、開錠後もすぐに通常通り使用できます。
開錠にかかる時間
オートダイアラーによる開錠時間は、金庫のダイヤル難易度によって大きく異なります。家庭用の手提げ金庫など、比較的シンプルなダイヤル錠の場合は、最短で数十分から数時間程度で開錠できることもあります。一方、業務用の100万変換ダイヤル錠など、防犯性能の高い金庫の場合は、数日かかる場合もあります。
作業中は機械に触れることができないため、当店のスタッフは一旦現場を離れ、開錠成功の電子音が鳴ったタイミングで再度お伺いして、最終的な開錠作業を行います。
鍵屋に依頼する際に準備していただきたい情報
金庫の開錠をスムーズに進めるため、お電話でのお問い合わせの際には以下の情報をお伝えいただけると、より正確なお見積りと迅速な対応が可能です。
1. 金庫の種類とサイズ
金庫の種類(ダイヤル式、テンキー式、シリンダー式など)とおおよそのサイズをお伝えください。手提げ金庫なのか、据え置き型なのか、業務用の大型金庫なのかによって、開錠方法や料金が変わってきます。可能であれば、金庫のメーカー名(EIKO、日本アイ・エス・ケイ、コクヨなど)や型番も確認しておくと、さらに詳細なお見積りが可能です。
2. 開かなくなった状況
「暗証番号を忘れた」「鍵を紛失した」「番号は分かるが開かない」「ダイヤルが回らない」など、具体的な状況をお聞かせください。状況によって最適な開錠方法が異なるため、詳しい状況を把握することで、適切な対応方法をご提案できます。
3. ダイヤルの動作確認
特に重要なのが、ダイヤルがスムーズに回るかどうかの確認です。ダイヤルを左右に回してみて、途中で引っかかったり、固くて回りにくかったりする場合は、その旨をお伝えください。これは後述するオートダイアラーの使用可否に直結する重要な情報です。
4. 身分証明書の準備
金庫開錠の際には、所有者確認のため身分証明書の提示が必要です。運転免許証やパスポートなど、顔写真付きの身分証明書をご準備ください。顔写真付きの証明書がない場合は、保険証、クレジットカード、公共料金の領収書など、複数の確認物をご用意いただく必要があります。
5. 緊急性の有無
「今日中に開けたい」「時間がかかっても問題ない」など、ご希望の対応時期をお伝えください。緊急の場合は他の開錠方法も併せてご提案させていただきます。
6. 金庫の設置場所
金庫がどこに設置されているか(一戸建て、マンション、オフィスなど)も重要な情報です。駐車場の有無や、金庫までの搬入経路なども、作業をスムーズに進める上で役立つ情報となります。
オートダイアラーが使用できない場合の注意点
オートダイアラーは非常に有効な開錠方法ですが、すべての金庫に対応できるわけではありません。以下のような場合は、オートダイアラーでの開錠が困難、または不可能となります。
ダイヤルが古くて回らない場合【重要】
最も重要な注意点:ダイヤルが経年劣化などで固着していて回らない、または回転途中でつっかえて止まってしまうような状態の金庫には、オートダイアラーを使用できません。
オートダイアラーはダイヤルをスムーズに回転させることで番号を探していく機械のため、ダイヤル自体が正常に動かない状態では使用できないのです。このような場合は、ダイヤル部分の修理やメンテナンスが必要になるか、他の開錠方法を検討する必要があります。
金庫が古くて長期間使用していない場合、内部のグリスが固まっていたり、サビが発生していたりして、ダイヤルの動きが悪くなっていることがあります。ご依頼前に、ダイヤルを左右に数回回してみて、スムーズに動くかどうかをご確認ください。
その他オートダイアラーが使えないケース
- テンキー式やICカード式など、ダイヤル式以外の金庫
- ダイヤル部分が破損している金庫
- 特殊な構造でカバーが取り付けられない金庫
- ダイヤル錠ではなくシリンダー錠のみの金庫
このような場合でも、当店では手探り開錠や破壊開錠など、他の開錠方法をご提案できますので、まずはお気軽にご相談ください。
こんな方にオススメです
思い出の詰まった金庫を大切にしたい方:ご家族から受け継いだ金庫など、できるだけ傷つけずに開けたい方に最適です。
業務用金庫をお使いの方:オフィスや店舗で使用している大型金庫の場合、買い替えには多額の費用がかかります。オートダイアラーなら経済的に解決できます。
防犯性能を維持したい方:破壊開錠によって金庫の防犯性能が低下することを心配される方には、オートダイアラーが安心です。
まとめ
オートダイアラーは、最新のテクノロジーを駆使した金庫開錠の切り札です。大切な金庫を傷つけることなく、確実に開錠できるこの画期的な機器を、当店では積極的に活用しています。
金庫が開かなくてお困りの際は、まず金庫の種類や状況、特にダイヤルがスムーズに回るかどうかを確認した上で、当店にご相談ください。オートダイアラーをはじめとした豊富な開錠方法の中から、お客様の状況に最適な解決策をご提案いたします。
お電話でのお問い合わせの際には、上記でご紹介した情報をご準備いただくと、よりスムーズにお見積りと対応が可能です。金庫のトラブルは、プロにお任せください。





