鍵を落としたことに気が付いた時、つい焦ってしまい冷静に探すことができないことってありますよね。すぐに鍵を探しても見つかず、大きな不安に襲われパニックになる方も多くのではないでしょうか。
しかし紛失してしまった鍵が見つかるかどうかは「落とした後の行動」によって異なります。
今回は鍵を見つける確率を上げるための方法について紹介します。ぜひ参考にしてください。
落とした鍵を見つける確率が上がる方法3選
「玄関の前で鍵を開けようとして紛失に気づいた・・・」
「既にいろいろな場所を探したが見つからない・・・」
など、鍵を紛失した時の状況はそれぞれ違います。
落とした鍵を見つける確率を上げるためには、以下の3項目を確認してみましょう。
- 1.気付いたその場で身の回りを確認する
- 2.鍵を落とす前に訪れた場所を確かめる
- 3.警察や交番に遺失物届を提出する
1つずつ順番に確認していきましょう。
1.気付いたその場で身の回りを確認する
鍵を落としたことに気が付くとパニックになり、普段のように冷静に行動できない場合が多いものです。気持ちが焦ってすぐに鍵業者へ連絡する人も珍しくありませんが、最初に周囲や持ち物をもう一度確認すると良いでしょう。
鍵業者あるあるとして、お客様から「鍵を紛失したので鍵を開けるか交換してください」と依頼が来た後すぐに「鍵を見つけましたので結構です」というキャンセルのお電話を頂くことは決して珍しくありません。
リクエストをキャンセルする手間を省くためにも、鍵業者へ連絡する前にまず落ち着いて鍵を探すことをお勧めします。
最初に探して欲しい箇所は以下の2か所です。
- ①身の回り
- ②車内
①まずは身の回りをしっかり探す
鍵を落としたと思い込んでいても、実際は「いつもと違う場所にしまっているだけ」という可能性もあります。まずは身の回りを丹念に探してみましょう。思いがけない場所に鍵が落ちていることもあるので、先入観を持たずに様々な場所を探してみることが大切です。
以下は身の回りの物の中でも探し忘れがちな場所です。
- ・ポケットやバッグの内側のポケット
- ・買い物袋やスーパーマーケットの袋の中
- ・財布やパスケースの中
②車内に落ちていないかチェックする
車を使用した際には車内に落ちていることも考えられます。絶対にないと初めから決め込まずに探してみましょう。
以下は車の中で探し忘れが起こりやすい場所です。
- ・ダッシュボード(インパネ)の中や奥
- ・ドアの内側の小物入れ
- ・ドリンクホルダーの中
- ・シート下や隙間
車から降りた際に鍵を落としてしまっている場合もあるので、車の周りや自宅駐車場の周辺も探してみると良いでしょう。
2.鍵を落とす前に行った場所を探す
身の回りをすべて確認したけれど見つからない場合は、心当たりのある場所に戻って再度探してみることで見つかる可能性が高まります。
訪れた場所を1つずつ確認してみる
家の鍵を外出先で紛失することは稀ですが、財布やカバンから物を出すときに鍵を落としてしまう可能性も考えられます。ショッピングモールなどの施設であれば、忘れ物センターなどの紛失物を管理する場所に問い合わせてみると良いでしょう。
利用した交通機関に問い合わせてみる
利用した交通機関に問い合わせを行ってみましょう。この時に注意したい点として、できるだけ早く交通機関へ問い合わせることです。時間が経つと、鍵が見つかっていてもすでに紛失者の情報が登録されていない可能性があるため、見つかる確率が低くなります。
交通機関に問い合わせる際には、
- ・鍵を紛失した場所や時間
- ・使用していた交通手段
- ・鍵の種類や色
など、できるだけ詳細な情報を提供することが重要です。
これにより交通機関側が鍵を見つける可能性が高まります。交通機関では拾得物の情報をWebサイトや掲示板などで公開していることがあります。こうした情報をチェックすることで、鍵が見つかっている可能性があるかどうかを把握することができます。
3.遺失届を提出する
鍵を落としてしまった場合は、近くの警察署や交番に行って遺失届を出すことも有効です。最寄りに交番がある場合は電話ではなく直接訪れて手続きをすることも可能です。
特に鍵以外に免許証や保険証、現金やクレジットカードなどが入ったバッグを紛失してしまった場合には速やかに届け出を出すことが望ましいと言えます。
遺失届を出すことで、あなたの鍵が警察に届いた場合に連絡をもらうことができます。スーパーや飲食店などで鍵を落とした場合は、施設内で一定期間保管された後は警察に届けなければならないとする「遺失物法」があるため、どこで鍵を紛失したのかわからなくても、遺失届を出しておけば警察に届くので見つかる可能性が高くなるというわけです。
遺失届を出すのに必要な情報
遺失物届を作成するには警察への簡単な手続き(通常10〜20分かかる)を行う必要があります
手続きでは以下の情報を提供するよう求められます。
- ・お名前
- ・電話番号
- ・住所
- ・鍵を紛失した日時
- ・鍵を紛失したと思われる場所
- ・紛失した鍵の特性(キーの際立った特徴など)
- ・紛失の日付と場所
について、思い出せる限りで構いませんので詳細を提供しましょう。
さらに、
- ・落とした鍵の種類
- ・メーカー
- ・色
- ・持ち運んでいたキーホルダーの際立った特徴
など、詳細に説明することで紛失した鍵を見つけるのに役立ちます。
警察庁のホームページからも検索できる
落とした鍵が警察に届けられていた場合、警察庁のウェブサイトで確認することができます。
手順は以下の通りです。
- 1.鍵を紛失した都道府県を選択
- 2.失くした日付と「鍵類」カテゴリーを選択
- 3.「検索」ボタンをクリック
- 4.一覧形式で検索結果が表示
検索結果には鍵が拾われた場所や特徴などの情報が記載されているため、自分の鍵と近い特徴を持つデータを確認することができます。ただし拾得物は原則として3か月で処分されるため、鍵と似た特徴を持つものがあった場合は早めに連絡することが重要です。
確認方法は遺失物センターや最寄りの交番にも問い合わせることができます。
参考:警察庁遺失届情報サイト 遺失届とは・遺失届のポイント
鍵を落としてしまった後のNG行動
鍵を落としてしまった後にやってはいけないことを解説します。鍵を紛失した場合に一番怖いのが「不正侵入のリスク」が増すことです。トラブルに巻き込まれない為にも適切な対処が必要です。
<NG行動>
- ・落とした鍵を見つけることを諦めて放置する
- ・SNSで鍵を紛失したことを発信する
これらの行動は不正侵入などの犯罪行為を誘発する可能性があるため絶対に避けましょう。
落とした鍵を見つけることを諦めて放置する
鍵を落とした場合、何も対策を取らないことはリスクが高いと言えます。なぜなら鍵を拾った人によって不法侵入される可能性があるからです。
特に鍵を落とした場所が自宅から近い場合は、鍵を悪用されて不法侵入されるリスクが高くなります。もし鍵が見つからない場合は、シリンダーを交換するなどの対策を取ることがおすすめです。
SNSで鍵を紛失したことを発信する
SNS上で鍵を紛失したことを公開することは控えましょう。なぜなら紛失した鍵を使って自宅に侵入する可能性がある人々に情報を提供することになるからです。例えばあなたの住所を知っている人がSNSで紛失したことを知ると、不正な行為を行おうとする可能性があります。
さらにプライバシーの侵害が懸念されます。紛失した鍵を知っている人々があなたの家に侵入する可能性があるため、個人情報を公開しないようにする必要があります。また、保険金が支払われなくなる可能性もあります。多くの保険会社は鍵の紛失を『自己責任』とみなしているため、鍵を紛失したことを公開すると保険金の受け取りが困難になる可能性があります。
これらの理由からSNSで鍵を紛失したことを公開することはお勧めできません。
【まとめ】
鍵を落としてしまった場合、まずは自分の周りを徹底的に探してみましょう。家やカバン、洋服のポケットなどに忘れていることがあります。また、紛失前に通った道や公共交通機関に問い合わせることも試してみてください。それでも見つからない場合は、警察に遺失物届を提出しておくと安心ですね。
鍵を紛失して困っている場合には、スターキーロックのような鍵業者に相談してみるのもおすすめです。
鍵の交換だけでなく防犯に関するご相談も承っています。防犯面で不安がある方はいつでもお気軽にお問い合わせください。
私たちはお客様の安全を第一に考え最適な対処方法を提供いたします。