リクシル(旧:TOSTEM)の玄関ドアの鍵を交換する場合にどのような費用がかかるのか疑問を持つ方も多いかもしれません。注意点について事前に知っておくことで、コストを大きく抑えることができる場合があります。
本記事では、リクシルの玄関ドアの鍵交換に必要な情報をまとめ、スムーズな交換のためのポイントを解説します。
リクシル(旧:TOSTEM)の鍵を交換を考える前に試して欲しいこと
リクシル(旧:TOSTEM)の鍵を交換する前に、まず試してほしいことがあります。鍵が故障していると思っていても、修理で対応できる可能性があるからです。鍵交換には一定の費用がかかるため、修理で済むならそれに越したことはありません。
例えば鍵が回らなくなってしまった場合でも、ドアノブのねじが緩んでいるだけであったり、鍵の内部に異物が詰まっているだけであったりすることがあります。このような場合は、簡単な修理で改善することができます。
具体的な対処方法としては、
- ・ドアノブのねじを締める
- ・鍵の内部を清掃する
- ・潤滑油をさしてみる
などが挙げられます。
しかし、修理が難しい場合や鍵自体が壊れてしまっている場合は、交換が必要になります。まずは修理が可能かどうかを見極め、必要に応じて鍵交換をすることで、コストを抑えることができます。
リクシル(旧:TOSTEM)の玄関ドアの鍵にはどんな種類がある?
リクシルは有名な建材メーカーとして知られる企業です。同社の鍵には、以下のような種類があります。詳しく見ていきましょう。
1.MIWA(TOSTEM) URキー
リクシルの鍵には、ローターリーディスクタンブラーを採用したものがあります。このタンブラーは、正しい鍵を差し込まないとロッキングバーが回転しないため、ピッキングが困難になっています。タンブラーがリン青銅製であるため、耐摩耗性にも優れています。
この鍵はリバーシブルキーなので鍵を差し込む際に上下を気にする必要がなく、使いやすさも兼ね備えています。鍵を紛失してしまった場合は、管理会社や鍵屋さんに交換依頼をすることが必要です。
2.MIWA(TOSTEM) DNキー
DNキーはMIWAロック株式会社が製造するディンプルキーの一種で、高い防犯性能が特徴です。PRキーの簡易版として開発され、全長が短くシリンダーの厚みが少し薄いため、ドアに装着した際に目立たず、シンプルな印象を与えます。
また、耐ピッキング性能は10分以上と高く、バンピング解錠も困難であるため、高い防犯性能を発揮します。リバーシブルキーなのでどちらの面でも開錠できます。また、バリアフリータイプとしても開発されており、取っ手の高さが低く取り回しやすい作りになっています。
3.MIWA(KABA) JNキー
MIWA(KABA) JNキーは、高い耐ピッキング性能と防犯性能を持つディンプルキーの一種です。斜めピンと呼ばれる高精度なピンを採用しており、ピッキングに対して10分以上の耐性を持ちます。鍵穴壊しにも強く、高い防犯性を実現しています。
リバーシブルキーであるため、お子様やお年寄りでも使いやすいとされています。防犯性が高く、使い勝手も良いため、住宅やオフィスなどのセキュリティに求められる場面でよく利用されています。
4.TOSTEM(U-shin SHOWA) Wキー
TOSTEM(トステム)のWキーは、シリンダー内部にサイドバーと呼ばれる回転を受け止める部品を備えています。これにより、ピッキングによる不正侵入を防止しています。通常のピンタンブラー方式のシリンダーとは異なり、回転力を加えようとしてもピンとタンブラーがあわずに自由に動くため、ピッキングができないようになっています。
鍵の差込口からの砂の侵入を防ぎ、凍結にも強く、耐久性も高いため、アウトドア用途にも適しています。また、鍵の側面に凹凸がなく、軽い抜き差しで使いやすい設計になっています。
5.GOAL V18キー
GOAL V18キーは、18本のピッキングキーを採用しており、シリンダー内に配置したセクションピンによって不正解除を防止し、高い耐ピッキング性能を持つ鍵です。鍵山が複雑な長円形になっているため、鍵の複製がほとんど不可能です。
耐ドリル破壊性能も高く、頑丈な設計となっています。上下逆さにしてもキーが挿せるリバーシブルキーであり、鍵の差し込み口がすり鉢型になっているため、挿し込みが容易で使いやすい鍵となっています。
6.WEST 917リプレイスキー
WEST 917リプレイスキーは、高い防犯性と使いやすさが特徴的な鍵です。この鍵は、微妙な誤差にも瞬時に反応するアンチピッキングピンを3方向に配置しており、不正開錠に強く防犯性に優れています。
また、ドリリング防止ピンを使用することで、耐破壊強度を高めているため、安心して使用することができます。特殊コーティングピンとクリックボールシステムを採用しており、強い耐久性を持ちつつスムーズにキーを抜くことができます。
7.MUL-T-LOCKキー
MUL-T-LOCKキーは、イスラエルのマルティロック社が製造する鍵で高い防犯性能で知られています。同社は、耐テロリズム製品を多数手がけていることから、世界の銀行、企業、政府機関などの主要な施設でも採用されている信頼性の高いメーカーです。
MUL-T-LOCKキーは鍵の不正コピーを困難にする仕様が特徴的で、MUL-T-LOCK特約店でしか合鍵を作成することができません。この仕様によって、鍵の不正コピーを防ぐことができ、非常に高い防犯性を保つことが可能です。
8.KabaStarNeoシリンダー(MIWA LSPタイプ)6150Rキー
KabaStarNeoシリンダー(MIWA LSPタイプ)6150Rキーは、スイスの有名な鍵メーカーであるKaba社が製造しているシリンダーキーです。Kaba社の鍵は、スイス銀行やルーブル美術館でも採用されており、その高い防犯性と安全性は世界で高く評価されています。
Kaba Star Neoシリンダーは、最大5列26ポジションのシリンダーピンを搭載し、ピッキング法基準で最高レベルの防犯性能を誇っています。また、耐ピッキング性能も非常に高く、不正侵入を防止することができます。
リクシルのらくらくキーシステム
リクシルには簡単に解錠ができる「らくらくキーシステム」というものが存在します。このシステムには、タッチキー、システムキー、カザスプラスなどの種類があります。
どれもドアに近づくだけで簡単に解錠できるため、子供やお年寄りにはとても便利です。どのシステムも、帰宅時にドアが閉まると自動で鍵も閉まるため、鍵を閉め忘れる心配がありません。鍵を取り出す手間がかからないため、日々のストレスを軽減することができます。
タッチキー
タッチキーはドアにボタンが設置されていて、それを押すだけで開けることができます。リモコンを使って開閉することも可能です。
システムキー
システムキーはボタンを押す必要もなく、ドアに近づくだけで解錠することができます。両手がふさがっていても使いやすいシステムになっています。
カザスプラス
カザスプラスはスマホなどと連動させることができるシステムです。おサイフケータイに対応した機種ならば、登録したスマホをかざすだけでドアを解錠することができます。
リクシルの鍵交換にかかる費用相場
リクシルの鍵交換にかかる費用相場は、他のシリンダー交換とあまり変わらない価格帯です。
鍵交換を業者に依頼する場合、工賃がかかります。工賃は約8,000円以上が一般的です。さらに、部品代が約10,000円から25,000円程度になります。そのため、総額で30,000円から40,000円程度を予算に入れておくと良いでしょう。
業者によっては出張料が別途発生する場合があるため、事前に確認しておくことが大切です。
リクシル(TOSTEM)の鍵交換はスターキーロックに依頼しよう
リクシル(TOSTEM)の鍵交換を考えている場合、スターキーロックに依頼することをおすすめします。スターキーロックは、鍵交換のプロフェッショナルであり、リクシル(TOSTEM)の鍵交換にも対応しています。
シリンダー交換の費用相場は、部品代が10,000円から25,000円くらいで、工賃が8,000円以上かかることが一般的です。スターキーロックでは出張料無料・見積もり無料で、よりリーズナブルな価格でサービスを提供しています。安心して鍵交換を依頼できるので、何か問題があった場合にもスムーズに解決することができます。
まずはお気軽にお問い合わせください。