「鍵が抜けない!」というトラブルに遭遇した際、焦って無理やり引き抜こうとしていませんか?間違った対処は事態をより悪化させてしまう可能性があるため注意が必要です。原因を知って正しく対処すれば、多くの場合は自分で解決できます。この記事では、鍵が抜けない原因と対処法、予防策について詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

 

鍵が抜けない原因とは

鍵が抜けない原因はいくつか考えられます。鍵が抜けなくなる前に原因を知っておくことが大切です。ここでは、代表的な原因を4つご紹介します。

 

鍵穴にゴミなどの異物が詰まっている

鍵穴は外に面していることが多いため、風で運ばれてきたほこりや砂が入り込んで詰まってしまうことがあります。また、悪戯でガムやボンドを詰められるケースもあります。鍵穴に異物が詰まると、鍵が引っかかって抜けなくなります。放置すると汚れが固まって取れにくくなってしまいます。

 

無理な力で鍵や鍵穴が変形した

鍵は精密な構造をしているため、無理な力をかけると変形してしまいます。例えば、ポケットに入れたまま座って鍵に体重がかかったり、極端な高温や低温にさらされたりすると、鍵が曲がったり歪んだりします。変形した鍵は鍵穴にうまく合わなくなることもあるため、鍵の取り扱いには気を付けてください。

 

鍵穴の潤滑油不足

鍵を長期間使用していると、鍵穴の潤滑油が減ってしまいます。潤滑油が不足すると鍵の抜き差しの際の摩擦が大きくなり、徐々に抜けにくくなっていきます。放置すると最終的に抜けなくなってしまいます。

 

経年劣化による摩耗や変形

鍵を長年使い続けると摩耗や細かい傷から経年劣化が進行します。特に、10年以上使っている鍵は要注意です。鍵穴とのかみ合わせが悪くなり、抜けなくなる可能性が高くなります。また、内部のバネやピンが摩耗してスムーズに動かなくなるケースもあるため、無理に動かさずに専門家に相談するのがおすすめです。

 

鍵が抜けない時の対処法

鍵が抜けなくなっても、あわてる必要はありません。原因に合わせて正しい対処法を実践しましょう。ここでは、鍵が抜けない時の対処法を5つご紹介します。

 

正しい鍵を使っているか確認する

鍵が抜けない場合、まずは正しい鍵を使っているか確認しましょう。似たような形の鍵を間違えて使っていないか、鍵と鍵穴の番号が合っているかを確かめます。鍵の種類によっては、表と裏で違う鍵穴に対応していることもあるので、向きにも注意が必要です。

 

鍵を優しく揺らしてみる

鍵を上下左右に優しく揺らしてみましょう。鍵と鍵穴の凹凸がずれているだけの場合、揺らすことでかみ合わせが改善し、抜けるようになることがあります。ただし、無理に揺らすのは禁物です。鍵や鍵穴を傷める原因になります。抜ける手応えがない場合は、別の方法を試してください。

 

鍵を回しながら抜いてみる

鍵はタイプによって、回す角度や方向が決まっています。例えば、90度回転するタイプや180度回転するタイプなどがあります。鍵が空回りしている場合、角度を変えながら優しく抜いてみましょう。抜ける手応えがあればゆっくりと引き抜きます。鍵を傷めないよう、強い力は加えないでください。

 

鍵穴のゴミや異物を取り除く

鍵穴に詰まったゴミや異物が原因の場合は、掃除機で吸い取ったりエアダスターで吹き飛ばしたりしてみましょう。綿棒などを使って優しく取り除くのも効果的です。ただし、針金やピンなどの硬いものを使うのは避けてください。

 

鍵穴専用の潤滑剤を使う

潤滑油の補充は、鍵が抜けない時の特効薬です。鍵穴専用の潤滑剤を鍵や鍵穴にスプレーをし、よくなじませます。潤滑剤は鍵の動きをスムーズにするだけでなく、ゴミや汚れを浮かせて取り除く効果もあります。ただし、シリコンスプレーなどの代用品は、かえって故障の原因になるので使用しないでください。

 

鍵が抜けない時にやってはいけないこと

鍵が抜けない時、やってはいけないことが3つあります。

  • ・無理に鍵を引っ張る
  • ・鍵穴に針金やピンなどを入れる
  • ・鍵穴専用以外の潤滑剤を使う

 

順に解説していきます。

 

無理に鍵を引っ張る

鍵が抜けないからといって、無理に引っ張るのはやめましょう。鍵や鍵穴の破損につながり、修理不可能になってしまう恐れがあります。特に、古い鍵や劣化した鍵は、少し力を加えただけでも折れてしまうことがあります。鍵が折れて鍵穴に残ってしまったら、さらに厄介な状況になります。

 

鍵穴に針金やピンなどを入れる

鍵穴に詰まった異物を取り除こうと、針金やピンなどを差し込むのは危険です。鍵穴の内部は繊細な構造になっているため、不用意に触ると故障の原因になります。また、針金などが折れて鍵穴の中に残ってしまうと、専門の業者でも取り除くのが困難になることがあります。

 

鍵穴専用以外の潤滑剤を使う

鍵穴専用の潤滑剤以外のものを使うのは避けましょう。ホームセンターなどで売られているスプレーは、鍵穴の構造に合っていないため、汚れを固める原因になります。また、油分が多すぎると、ホコリを吸着して鍵穴を汚してしまいます。鍵の動きが悪くなるだけでなく、鍵穴を傷める可能性もあります。

 

鍵のトラブルを未然に防ぐ方法

日頃のお手入れを怠らないことが、鍵のトラブルを未然に防ぐ秘訣です。ここでは、鍵のトラブルを防ぐための方法を3つご紹介します。

 

鍵の定期的な清掃とメンテナンス

鍵は定期的に清掃し、メンテナンスすることが大切です。鍵についた汚れを歯ブラシなどで落とし、鍵穴に溜まったホコリを掃除機で吸い取りましょう。汚れがひどい場合は、鍵穴専用のクリーナーを使うのも効果的です。潤滑油が減っていたら、鍵穴専用の潤滑剤を補充します。年に1~2回のペースで行うのがおすすめです。

 

鍵の正しい使い方を心がける

鍵は丁寧に扱うことを心がけましょう。ポケットに入れたまま座ったり、乱暴に扱ったりすると、鍵が変形してしまいます。また、鍵を回す時は、急がずゆっくりと操作することが大切です。鍵穴に鍵を差し込む時も、まっすぐ入れるようにしましょう。斜めに挿すと鍵や鍵穴を傷める原因になります。

 

鍵の寿命を知り、交換時期を逃さない

鍵には寿命があります。一般的に、鍵の寿命は10年から15年と言われています。古くなった鍵をそのまま使い続けていると、トラブルが起きやすくなります。特に、鍵の動きがスムーズでなくなったり、鍵穴に鍵が入りにくくなったりしたら、交換の時期です。鍵の交換時期を逃さないよう、普段から鍵の状態をチェックしておきましょう。

 

まとめ

鍵が抜けなくなっても、慌てる必要はありません。無理に鍵を引っ張ったり、針金などを差し込んだりせずに、正しい方法で対処することが大切です。日頃から定期的な清掃とメンテナンスを行い、鍵の寿命を見極めて交換時期を逃さないようにしましょう。また、鍵の正しい使い方を心がけることで、鍵のトラブルを未然に防ぐことができます。

 

それでも鍵が抜けない場合や鍵の状態に不安がある場合は、無理をせずにプロに相談するのが賢明です。スターキーロックでは、鍵のトラブルに関するあらゆるご相談に対応しています。経験豊富な専門スタッフが、24時間365日、迅速かつ丁寧に対応いたします。鍵が抜けないなどのトラブルでお困りの際は、ぜひスターキーロックにご相談ください。

 

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