金庫の鍵を開けて欲しいということでご依頼がありました。
現場に到着し確認したところ明治時代から使っていた金庫で横100センチ、縦130センチ、奥行80センチくらいのものでした。大きさからして竹内金庫の1号にあたるものだと思います。
ダイヤルと鍵穴が有りダイヤル番号はあっているので鍵だけなくしてしまい開けて欲しいとのことでした。
かなり年代物の金庫でとても強者だと思いました。

金色のエンブレムには竹内製造

と記載してあります。

竹内金庫製造100万変換金庫

竹内金庫製造100万変換金庫

鍵穴を見たところ鍵を刺して奥に2センチくらい押し込み鍵を回すタイプのようだった。
しかも棒鍵のようで1箇所出っ張りが先端に多分あるものでそこで奥を回す感じでした。
ただエースキーのような作りで5箇所先端に窪があるものだと思った。
バネが強めで押し込みながら先端の5箇所を揃えてから1箇所凹みがあるところで鍵を引っ掛け回す仕組みでした。
鍵穴もピッキングがしにくい感じでおおよそ奥行7センチくらいのカギ穴でした。
かなり考えられた鍵で最近のギザギザした鍵穴を開けるより難しいものでした。
ピッキングがしにくかったので鍵穴の周りにある飾りは取りました、飾りもマイナスのネジ頭のネジでした。

鍵開け作業に入り、奥に押して回すタイプでピックを当て押し込みながらピッキングでピンを揃えていくのですがなかなか難しく押し込んでるても結構辛い感じでした。
ピックで押し込みもう1つのピックでピンを揃えながら覗き込むのが1センチもない鍵穴で作業しにくかったのでほかの作業方法に変えてみました。
特殊な工具を使い再度作業に入りました。
最初の作業から1時間ちょとお掛かり鍵を開けることができました。
表の扉を開けたところで内側も棒鍵の鍵穴がありましたがそこの扉は開いていました

竹内金庫製造内扉棒鍵シリンダー

竹内金庫製造内扉棒鍵シリンダー

そしてその扉の奥に木の扉がありました。
ここも今回はカギが開いていました。

竹内金庫製造内側木扉シリンダー2箇所

竹内金庫製造内側木扉シリンダー2箇所

このことからとても防犯性の高い金庫で難しい金庫でした。

今回の竹内金庫製造は日本で一番古い金庫メーカーで私もカギ屋として金庫の鍵明けをしていますがまだ2回しか出会ったことがないです。昔にお店をしていたりお金持ちの方が持っていることが多いようです。
この金庫のレベルなら最近の家庭用金庫よりはるかにいいものです。
しかも最近の業務用100万変換金庫よりも鍵の仕組みが難しいです。
竹内金庫は今回開けてみて今でも十分通用する金庫だと実感しました。
1870年から1923年くらいに作られたもののようです。
明治時代から大正時代と年代物で今回も開けることができとても鍵屋として嬉しかったです。

今回のもの以外にも家庭用金庫、業務用金庫、手提げ金庫の鍵開け、マグネットキー開錠、ダイヤル解読、ダイヤル解錠、鍵作成いたします。何かありましたらお問い合わせください。

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竹内金庫店、山田金庫店、佐倉金庫店、伊藤喜商店、佐川製作所、熊平商店、黒田表紙店、下田金庫、大谷金庫、佐藤金庫、日進社、榎本金庫などから海外メーカーのもの、最近の金庫だとキング工業、エーコー、ダイヤセーフ、クマヒラ、セントリー、サガワ、コクヨ、イトーキ、ライオン、カワムラ、プラス、アイリスオーヤマ、その他記載なくても、何でもお任せ下さい。

金庫の大きいものや業務用になると作業代金は言い値になってしまいますが当社は安いです。
聞いたことがあるのですが他の鍵屋で家庭用の簡単なもので20万円を提示されたお客様も以前いました。
当社でしたら2万円かからない料金になっています。高額請求業者の10分の1です。
鍵屋選びは慎重に選んだ方がいいです。

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