5月に入り、ゴールデンウイークが近づいてきましたね。

家族や友人との楽しい時間、美味しい食べ物、そして思い出に残る旅行先など、さまざまな楽しみが待っていますね。

新緑の季節にふさわしい素敵な時間をお過ごしいただけることを心から願っています。

 

さて、新年度になり一人暮らしが始まった方もいるのではないでしょうか?

今回の記事では、知らぬ間に合鍵を作られる可能性・複製防止の為、用心することを解説します。

宜しければご参考にしてください。

 

鍵ってそもそも何があれば複製できるのか?

合鍵を作るには元となる鍵そのものが有ると複製できますが

有るものがあれば鍵そのものが無くても合鍵は作製できてしまうんです。

その有るものとは下記の2点になります。

  • ・刻印されている鍵の製造番号
  • ・鍵の写真

また、以下に各項目の詳細をまとめてみました。

元になる鍵を所持している

鍵には、マスターキーとスペアキーの2つの種類があります。

これらの鍵を見分ける方法の一つは、鍵に刻印されているメーカー名と鍵番号です。

通常、この情報が刻印されている鍵はマスターキーであり、スペアキーにはこれらの情報がありません。

このため、鍵にメーカー名と鍵番号の刻印がある方がマスターキーです。

このマスターキーを使って合鍵を作製することができます。

刻印されている鍵の製造番号

正規の鍵は、メーカーから出荷された際には必ず固有の識別番号が割り当てられます。

この識別番号は通常、マスターキー本体に刻印されます。

スペアキーなどのコピー鍵には刻印されません。

メーカーはこの識別番号をデータベースに保管しており、顧客が鍵を注文する際にこの識別番号を提供すると、どこからでも正確に同じ鍵を作ることができます。

しかし、言い換えると、正しい鍵の製造番号があれば、メーカーへ頼んでどこにいても同じ鍵を入手できるというわけです。

 

鍵の写真

ディンプルキー等の凹凸が細かい鍵については出来ないですが、ギザギザタイプの鍵については

スマートフォンなどで鍵の全体を撮影された画像があれば合鍵は作れてしまいます。

*画像からの作成なので扉が正確に開かない可能性もあるそうです。

 

今回、不正な複製でいうと下記2点の製造番号・写真についてになります。

どうやって合鍵は不正に作られるのか?

合鍵を不正に作られるのは以下の2点です。

1点目が盗み見る事。2点目が盗撮する事です。

以下にその手法についてまとめてみました。

盗み見る

これは鍵のマスターキーに刻印されている製造番号を見て暗記するという方法です。

例としては、

鍵につけているキーチェーン(フィギア等)の話題を振って何食わぬ顔で盗み見る

離席している間に荷物を勝手に開けて盗み見る

SNS上に投稿された画像で鍵番号を盗み見る

等になります。

鍵の製造番号は10桁ほどなので、それほど難しい手法ではありません。

またこういった犯行は比較的近しい人で行われる犯行かもしれませんね。

盗撮する

これは鍵のマスターキーに刻印されている製造番号を盗撮する。

もしくは鍵の形状を盗撮する。

という方法ですね。

例としては、

離席している間に荷物を勝手に開けて盗撮する。

マンション管理会社になりすまして部屋を訪れ、「鍵を交換しますので鍵番号を見せてください」と堂々と盗撮する事件

もあったそうです。

 

防止には?

まず、鍵がギザギザしたタイプは写真だけで合鍵が複製できてしまいます。

鍵番号も不要です。

その為、なるべくディンプルキーに変更することをオススメします。

ディンプルキーについてはコチラで詳しく解説していますので良ければ見てください。

 

続いての予防方法は、マスターキーを持ち歩かないことです。

皆さん、余り意識せずマスターキーの方を持ち歩いているのではないでしょうか?

筆者もそうでした。外出時にマスターキーを持ち歩くメリットはありませんので

出来ればスペアキーを持ち歩くようにしましょう。

 

3点目は、鍵を隠すことです。

これは文字通り、キーケースやキーカバーで鍵自体を覆ってしまいます。

それによって盗撮・のぞき見を防止するのです。

 

また、鍵のシリアルナンバー用のセキュリティシールという商品もあります。

鍵に刻印されている番号とメーカーを隠すことで鍵の複製を防止できます。
万が一剥がされた後に貼り直すと、表面が部分的に剥がれていることが目視で分かるそうです。

¥836(税込)で販売されているのでホームセンターなどで見かけた際は購入するのも良いかもしれません。

販売サイトはこちら⇒https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=SL-5H-5

 

 

合鍵複製ができない鍵もある!?

なんと上記の盗み見るや盗撮だけでは合鍵の複製が絶対に出来ない鍵も存在しています。

それはドルマカバジャパン株式会社で製造しているカバスター・プラスというディンプルキーです。

こちらはオーナー登録制となっており、鍵に刻印されている製造番号・オーナーが登録する暗証番号・同梱しているシリアルナンバーの3点を使用してのオーナー登録、合鍵作成になりますのでコチラであれば不正に複製されることはあり得ませんので

最強の鍵と言えるかもしれません。

 

スターキーロックでもお取り寄せにはなりますが、取り扱いは可能となっております。

まとめ:鍵のお悩みは鍵業者にお任せください

今回の記事をまとめますと、

鍵が映った写真などをSNS上にアップロードしない

マスターキーを持ち歩かない

鍵をカバーなどをして隠しておく

になります。

 

鍵の管理には専門知識が欠かせません。

スターキーロックでは、高度な防犯機能と迅速な緊急対応、専門家による的確なアドバイスなど、鍵に関する総合的なサービスをご提供しています。

鍵のお悩みがあれば、ぜひ私たちにご相談ください。

それでは、良い連休をお過ごしください!

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