マンションの鍵を無くしてしまうのは、誰にでも起こりうるトラブルです。鍵を無くしてしまうと家に入れないだけでなく、空き巣などの被害に遭うリスクが高まるため、早めの対応が肝心です。
今回は、マンションの鍵を無くした時の対処法について詳しく解説していきます。今まさにお困りのアナタの参考になれば嬉しいです。
マンションの鍵を無くした時の対処法
マンションの鍵を紛失した場合に焦ってしまう気持ちは理解できますが、まずは落ち着いて行動することが大切です。一つずつ見ていきましょう。
落ち着いて行動を振り返る
鍵を無くした時間や場所を振り返ることで、なにかヒントを得られるかもしれません。
鍵を紛失しやすい場所としては、
- ・お店に立ち寄ったとき
- ・トイレ
- ・車の中(シートの隙間)
- ・バスやタクシー、電車の中
- ・職場や学校の休憩室やトイレ
- ・上着のポケット
- ・かばんの底やポケット
が挙げられます。
深いポケットやバッグの奥など、鍵が奥に入ると見落としてしまう可能性もあります。一度探した場所であっても、再度、冷静になって隅々まで探してみましょう。
立ち寄った場所に連絡をする
自分が立ち寄った場所(職場や学校、お店や乗り物)で、思い当たる所はありませんか?
もし駅や列車内で忘れた可能性がある場合は、最寄りの駅に問い合わせてみてください。忘れ物として届けられているかもしれません。親切な人が忘れ物を見つけて届けてくれることもあるので、問い合わせてみる価値はあります。
警察に「遺失届」を出す
マンションの鍵が見つからない場合は遺失物として警察に連絡し、できるだけ早く「遺失届」を提出しましょう。なぜなら保管期間は通常3ヶ月程度だからです。
この時、落とした日時や場所を明確にするように心掛けてください。紛失した鍵の色や形など、特徴的な情報も正確に伝えることで鍵が見つかりやすくなります。
遺失届は最寄りの交番に行くだけでなく、PCやスマートフォンを使ってオンラインで申請することもできます。警視庁行政手続オンラインなどのウェブサイトを利用してください。
管理会社や大家に報告する
警察に連絡した後は、管理会社や大家さんに紛失の事実を報告して指示を受けましょう。
- ①合鍵での解錠
- ②鍵開け事業者の紹介
管理会社や大家さんが合鍵を持っている場合には、その合鍵を使用して鍵を開けてもらうことができるケースがあります。また、管理会社や大家さんが提携している鍵開け事業者を紹介されることもあるかもしれません。
賃貸物件では鍵の紛失についての取り決めが契約時から決められているケースが一般的なので、その指示に従いましょう。
鍵開け業者に依頼する
管理会社や大家さんがすぐに対応できない場合には、自分で鍵開け業者に依頼しなければならない場合があります。鍵開けを依頼する際には、防犯の観点から「自分が家の所有者であること」を証明するために、身分証明書の準備が必要です。
鍵開け業者には、依頼する前に鍵の種類や今の状況について正確な情報を伝えてください。そして依頼する前には事前に詳しい見積もりをもらってから検討するようにしましょう。
マンションの鍵開けにかかる費用は?
マンションの鍵を紛失したとき、鍵開けのためにかかる費用はどのくらいなのか、気になる方も多いかと思います。ここでは一般的な費用の目安や負担者についてお伝えします。
鍵開け費用は「入居者」負担
マンションの鍵を紛失した場合は、入居者が鍵開け費用を負担するのが一般的でしょう。一部の貸主は費用を負担してくれる場合もありますが、そのケースは稀です。したがって、鍵を失くした入居者が費用負担者と考えてください。
無料で対応してもらえる場合もある
管理会社によっては、入居者サポートとして鍵開けオプションを提供しているケースがあります。このオプションに加入していると、鍵開け作業が30分以内に終わる場合は無料です。
オプションの保障内容は、年会費や契約期間、条件などによって異なるため、事前に確認しておくと安心できます。最近ではガス会社なども鍵開けの無料サービスを提供している場合もあるようです。
ご自身が利用できるかどうかを確認し、可能であれば積極的に利用することで費用を抑えることができるでしょう。
火災保険が使えるか確認
加入している「火災保険」に付帯されたサービスを確認してみましょう。一部の火災保険には、鍵開けサービスが無料で提供されている場合もあるのです。ただし、使用回数や利用条件は保険会社や保険内容によって異なるため、契約内容を確認してください。
火災保険に付帯されている鍵開け無料サービスを利用することで、鍵開け費用を節約することができます。せっかく払った保険料ですので、適用条件を満たす場合は積極的にサービスを利用しましょう。
マンションの鍵をすぐ開けたいなら鍵業者に依頼
鍵を紛失し、管理会社や大家がマスターキーを持っていない場合は、鍵業者に開錠の依頼をしましょう。鍵業者に依頼する際にはいくつかの注意点があります。残念ながら悪徳業者も存在しますので、しっかり確認してから依頼するようにしてくださいね。
鍵業者に依頼する際の注意点
鍵業者は鍵のトラブルに関して迅速かつ確実に対応してくれる、とても頼りになる存在です。
業者にもよりますが、現地でスペアキーを作成して受け取ることもできます。ただし、賃貸物件の場合は勝手な鍵交換ができないので注意してください。必ず管理人や大家さんに連絡を入れてから鍵交換やスペアキー作成を依頼しましょう。
なぜなら、これらの作業は賃貸物件に手を加えることを意味し、契約違反になる可能性があるからです。物件の管理人を無視して作業を進めることは避け、まずは連絡を取り合ってから適切な手続きを行うようにしましょう。
焦って鍵業者を選ぶと、悪徳業者に騙されて高額な費用を請求される可能性があります。
先述しましたが、鍵業者に依頼する場合には、事前に明確な見積りをもらうことが非常に重要です。作業前に料金をはっきり分かりやすく示してくれる業者を選んで依頼しましょう。これによって、予想外の費用を支払うことを回避できます。
鍵業者に依頼する時に必要な物
冒頭でも書きましたが、鍵業者に依頼する際には「身分証明書」が必要です。
身分証明書には顔写真と住所が記載されているものを用意しましょう。なぜなら、誰でも悪意を持って開錠を試みる可能性があるため、鍵業者は本人確認を厳格に行うことがルールになっているからです。
ただし、常に身分証明書を携帯しているとは限りませんよね。そんな時は、警察に連絡して警察立会のもとで開錠を行い、後から必要な書類を取りに行くこともできます。
鍵開け作業にかかる時間や費用目安
一般的な鍵であれば約15分で開錠が可能です。料金相場は8000円〜が一般的ですが、業者によって料金体系は異なります。
ディンプルキーなどの防犯性の高い鍵は開錠の難易度が高く、業者の作業時間も長くなりがちなので、費用も比例して高くなることが一般的です。特別な道具や壊し方が必要な場合も追加で費用がかかる場合があります。
初心者はつい料金だけで業者を選びがちですが、それは避けた方が良いでしょう。なぜなら安さだけをアピールしている業者でも、作業後に追加の費用を上乗せして請求されたり、見積もりが一括で内容が不透明であったりするため、最終的には高額な費用がかかる可能性があるからです。
回避するためには、依頼前に料金表の補足欄を確認し、分からない点は事前に確認すると良いでしょう。作業後には交渉しづらくなるので、必ず依頼前に確認してください。
【まとめ】
マンションの鍵を無くした場合は、焦らず冷静に対処することが肝心です。落ち着いて探せば見つかるケースもよくあります。実際に鍵開けの依頼を受けた後に「見つかったのでキャンセルしたい」という連絡を受けることは本当によくある事例です。
もしどうしても見つからなかった場合には、管理会社や大家さんに報告して指示を受けましょう。鍵交換を業者に依頼することになったら、依頼前に事前に詳しい見積もりをもらうことで安心して任せることができるでしょう。
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