どんなに気を付けていても、玄関や車の鍵をなくしてしまうことってありますよね。
そのような状況で頼りになるのが鍵開け業者・・・ですが数が多く、どこに頼んで良いか迷うこともあるでしょう。
特に「鍵をなくした」という緊急事態では、悪質な業者に騙されて過剰な料金を請求されるケースもよく聞かれます。
今回の記事ではこうした問題に備えるため、信頼できる鍵開け業者の見分け方や実際のトラブル事例について解説します。
ぜひご一読ください。
悪質な業者かを見分けるポイント7選
悪質な業者に引っ掛かると、鍵交換時にトラブルが生じたり、法外な高額な料金を請求されたりする可能性があります。
以下に、悪質な業者を見極めるための7つのポイントをまとめました。
1.問い合わせ時に概算を教えてくれず、現地に来たがる
電話やメールで費用の問い合わせをしても金額をハッキリ答えない業者は要注意です。
このような業者は、費用を口にせずに「とにかく現場に行かないとわからない」と主張し、現場に到着してからは問題を次々と指摘し、高額な修理費を請求してくる可能性があります。
依頼者は自宅まで業者が来ているので提案を断りづらく、結果的に高額な料金で作業を受けてしまうのです。
悪質でない鍵業者は、必ず電話で「おおよその費用」を伝えてくれます。
したがって、そのような基本的な情報すら提供してこない業者は控えた方が良いでしょう。
2.不安をあおるようなことを言う
電話での問い合わせや現地での見積もりの際に、過剰に不安をあおるような言動をしてくる業者には要注意です。
過剰に不安をあおる業者は、「このままではドアを交換しなければならなくなるかもしれない」といった風に、依頼者の不安をあおって契約を迫ってきます。
問題を指摘するだけであればまだしも、契約を急かす(迫る)行為をしてくるのは疑わしいものです。
一般的に鍵が故障しているからといって、必ずしもドア全体を交換する必要はほとんどありません。
契約をする際には即決せずに、一度家族に相談するなど冷静になって考える時間を設けると良いでしょう。
3.依頼者の「今の状況」を確認せず、現地に来ようとする
鍵業者に問い合わせをした際、今のアナタの状況をしっかり聞いてこない場合には悪質業者を疑っても良いでしょう。
なぜなら、鍵のプロであってもトラブルの範囲を把握しなければ、適切な対処法を提案することが難しいからです。
したがって、現在の状況を確認せずに現地に行くことを要求する業者は、修理する意思が薄く、ただ出張料を得ようとする悪質業者の可能性もあるため、避けた方が良いかもしれません。
4.電話口で料金を断定してくる
電話で状況を説明すると、多くの業者はおおよその見積もりを提示してくれます。
しかし、そこで「料金は〇〇円です!」と断言する業者には警戒が必要です。
見積もりはあくまで予想であり、現場を確認しない限り、詳細は把握できません。
プロのスタッフでさえも、実際の状況を見ないと正確な評価は難しいものです。
電話だけで料金を確定させてくる業者は、あらかじめ決められた作業しか行わないつもりかもしれませんので、注意が必要です。
5.最低料金しか示さない
ホームページや見積もりにおいて、極端に低い最低料金しか提示していない業者には注意が必要です。
これは悪質な業者がよく行う手法で、見積もりに関する質問をしても「それは最低料金で、実際は数万円かかることもある」と言って高額な料金を要求してくることもあります。
しかし、新たなトラブルが発生しない限り、見積もりから大幅に料金が変動することは一般的にはあり得ません。
したがって、異常に安い価格帯を提示している業者に依頼するのは避けた方が良いでしょう。
6.会社概要が不透明
鍵業者に限ったことではありませんが、悪質な業者は連絡先や住所を掲載していないケースが多いです。
そのため、会社の詳細情報が明記されていなかったり、公開されている内容が不透明である場合は、悪質な業者の可能性があります。
ウェブサイトを調べて会社の概要を確認し、信頼性のある業者かどうかを判断しましょう。
7.料金がはっきりしない
詳細な料金情報を公開していない鍵業者には注意が必要です。
こういった悪質な業者は、極端に低い料金を掲げて依頼者を呼び込み、実際の作業時に高額な請求をしてきます。
ホームページに詳細な料金情報が掲載されていれば、不当な値上げのリスクを軽減できます。
信頼性のある業者を選ぶためにも、料金に関する詳細な情報をしっかり確認することが大切です。
悪質な業者とのトラブルの事例
悪質な業者による高額請求の事例をご紹介します。
電話見積もりと全く違う金額を請求された
鍵のトラブルで業者に連絡した際に電話で示された見積もり額と、実際の作業後に請求される金額が大きく異なるという事例が存在します。
状況によって追加の作業が必要な場合もありますが、一般的な業者であれば事前に依頼者に金額を確認し、合意の上で追加作業に着手します。
したがって、なんの相談もなく高額な請求を行ってきた場合にはすぐに支払わず、消費生活センター等に相談してみるとよいでしょう。
直せないふりをして新品交換させようとする
比較的簡単な鍵開け作業でも、意図的に難しそうに演出して作業料を高額に請求する事例があります。
また、実際にはシリンダー修理で済むケースでも、不要な新品交換を勧めて高額な料金を請求することもあります。
たとえば、数千円で済む修理でも新品交換を行うことで数万円~10万円以上もかかることがあり、その差は大きいため要注意です。
悪質な鍵開け業者にだまされない方法
ごく一部ですが、不正な手段を用いて不当な料金を請求してくる悪質な業者も残念ながら存在します。この章では、こうした悪徳業者にだまされないための方法を解説します。
料金を念入りに確認する
事前に料金を念入りに確認しましょう。鍵業者の料金には、作業代以外に出張費や見積もり費などが含まれます。
そのため、ウェブサイトに表示されている金額と事前に算出した概算金額が異なることはよくあります。
出張費や見積もり費がかかるかどうか、事前に確認しておくと良いでしょう。
料金について心配であれば、複数の業者から「相見積もり」を取ることも有効です。
現地まで業者を呼ぶ場合は見積もり費や出張費がかかることがあるので、電話で事前に確認するようにしましょう。
作業内容や料金について疑問がある場合は遠慮せずに質問することも重要です。
質問にハッキリ答えられない業者は「疑わしい」と考え、依頼するのは避けた方が良いでしょう。
電話対応の仕方に注目する
コールセンターの電話対応も、業者選びの判断基準の一つとなります。
鍵開けの作業もサービス業に属するため、初めての連絡に対する電話オペレーターの態度は非常に重要です。
もし業者との連絡の際、電話対応に不安を感じた場合には警戒してください。
「とにかく現場に行く」「料金は見てみないとわからない」といった粗雑な対応をする業者には特に要注意です。
通常、業者は作業前に見積もりを行い、依頼者の了解を得てから現場に向かいます。
したがって、料金の相場について答えなかったり、作業の詳細を説明しなかったりする業者は、意図的に情報を隠している可能性があるため、悪質な業者と見なすべきです。
不安な点があれば遠慮せずキャンセルする
少しでも不安がある場合には、遠慮することなく「キャンセル」する勇気を持つことが大切です。
鍵業者は数多く存在しますので、作業内容や価格に納得できる業者に依頼するのが良いでしょう。
ただし、依頼をキャンセルしても見積もり費や出張費がかかることがありますので、あらかじめ最初の電話の段階で、見積もり費や出張対応費がかかるかどうかを確認しておくと安心です。
しっかりしたアフターフォローがある
作業後に何かしらの問題が発生した際、きちんと対応してくれる業者を選ぶことが重要です。
また、特定の状況に応じて鍵の交換が勧められることもありますが、その場合は一定の期間内に無料でメンテナンスを提供してくれる業者を選びましょう。
同時に、作業中に鍵が壊れた場合に備えた保証が提供されているかどうかも、業者選びのポイントとなります。
まとめ
鍵業者の選択を誤ると、通常の相場をはるかに超える高額な料金を要求されて損をする可能性があります。
また、作業を依頼しても問題が解決されないという事態も考えられます。
したがって、業者を選ぶ際には慎重に検討するようにしましょう。
時間的に余裕がある場合には、複数の業者から見積もりを取ることで悪質な業者に騙されるのを防ぐことができます。
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