ドアクローザーの修理や交換を考える際、不安になるのが「料金に関すること」ですよね。業者によってそれぞれ料金体系が異なりますので、具体的な費用相場がいくらなのか、分かりにくい方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、ドアクローザーの交換にかかる一般的な費用相場や交換のタイミング、交換業者の選び方について解説します。

 

ドアクローザーの交換が必要なタイミングとは?

ドアクローザーの耐用年数は一般的に10〜20年とされていますが、製品やグレード、使用環境によって異なります。

 

具体的な耐用年数はメーカーによっては公表されていませんが、JIS規格のドアクローザーは最低5万回の開閉試験をクリアして販売されており、これを一つの目安とすると良いでしょう。

 

また、耐用年数やグレードにかかわらず、以下の状態を見かけたら交換のタイミングです。

 

  • ・油漏れ
  • ・ギギギという音がする(本体の故障)
  • ・動作しづらいと感じる(速度調節弁の故障)

 

詳しく解説します。

 

油漏れ、故障が見つかった時

ドアクローザーの本体から油が漏れている場合、ドアクローザーが故障している可能性があります。ドアクローザーは油圧を利用して扉の閉まる速度を制御しているため、油が漏れるとその性能が損なわれるケースが多いです。

 

たとえ、わずかな油漏れでも、正常な動作が妨げられる可能性があります。一度油漏れが発生したドアクローザーは修理が難しいので、交換が必要です。

 

速度調整弁が効かない時

ドアクローザーには本体側面にある「速度調整弁」と呼ばれる機能があります。これを調整することでドアの閉まる速度を微調整できます。

 

通常であれば、速度調整弁は角度を5度から10度ほど回すだけで、簡単にドアの閉まり具合を調整できます。しかし、速度を調整してもあまり変化が見られない、あるいは急激な変化が続く場合には、ドアクローザーが故障している可能性があります。

 

特に、ドアが勢いよく閉まる場合には、内部の油圧システムに不具合が生じているケースが考えられるため、交換が必要です。

 

ドアクローザー交換を業者に依頼した際の費用相場

ドアクローザーの交換手順は非常にシンプルですが、DIY初心者にとって、実際に自分で行うのは予想以上に難しいと感じる方も多いです。

 

自分で行わず鍵屋などの専門業者に依頼する場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。詳しく解説致します。

 

交換の費用相場

ドアクローザーの交換にかかる費用相場は、作業費用が約16,500円程、部品代は11,000円~27,500円程度が一般的です。

 

これに加えて、業者によっては出張料が別途発生することがあります。特に重いドアや大きなサイズの扉に取り付ける場合は、追加料金が発生する可能性があります。

 

したがって、業者に依頼する場合には、総額で30,000〜40,000円程が相場です。自分で交換すれば、作業費用の約16,500円を節約できるということになります。

 

ただし、自分で行う際の手間や煩雑さ、正確な商品選びの難しさなどを考慮すれば、業者に依頼することは決して間違った選択ではないでしょう。

 

修理の費用相場

修理の費用相場としては、作業費用として約8,800円〜が一般的です。ただし、具体的な状況によってはそれ以上の費用が発生することも考えられます。

 

修理が難しい場合には、ドアクローザーの交換が必要です。

 

ドアクローザーの交換を業者へ依頼した方がいい理由

ドアクローザーの交換は自分でも行うことは可能です。しかし、多少の費用を払ってでも業者に依頼した方がいい理由があります。

 

詳しく解説します。

 

不慣れな方が部品選びや作業をするのは難しい

ドアクローザーの交換は、ネジをドライバーで閉めるだけの作業が基本です。特別な力仕事が必要ないため、DIYが得意な方は自分でも作業出来てしまうかもしれません。

 

しかし、DIYに不慣れな方にとって「ドアクローザーの交換作業」は決して簡単なものではないため、相当な労力がかかります。また、ドアクローザーには複数の種類があるので、選ぶ際にもある程度の知識が必要です。

 

ホームセンターで店員に相談すれば解決できる場合もありますが、必ずしも適合した商品を紹介してくれるわけではありません。誤った部品を選んでしまうと、間違った商品分の費用が無駄になります。

 

ドアが高いところにあるためケガのリスクがある

ドアクローザーはドアの上部に取り付けられるため、交換作業を行う際にはハシゴや踏み台が必要です。踏み台を使用した作業は誰にとっても安全な作業とは言えません。

 

踏み外して落下する危険性があります。特に取り付け場所が高いほど、危険性も増します。万が一事故が発生し、大きなケガをしてしまっては元も子もありません。

 

古いドアクローザーは同じ製品を入手できない可能性がある

ある一定以上前に取り付けられたドアクローザーの中には、既に生産が終了してしまっている製品もあります。既存と違う製品の取り付けは難易度が高く、失敗のリスクが高いと言えます。

 

代替メーカーを検討する場合もあるかもしれませんが、「その代替品が自宅のドアで本来の機能を確実に発揮できるか」を判断するのは難しいでしょう。専門家に任せることで、該当のドアにピッタリ合うドアクローザーを選んでもらうことができます。

 

ドアクローザーの交換業者を選ぶポイント

ドアクローザーの交換を検討する際、適切な業者を選ぶポイントについて紹介します。

 

実績・施工例などをチェック

業者を選ぶ際には、ドアクローザーの交換・修理における豊富な実績が重要です。一部の業者は、作業を下請けに委託していたり、ドアクローザーの交換・修理に対する経験が不足していることがあります。

 

実績の少ない業者に依頼すると、取り付けが不十分であったり、施工後にすぐに不具合が発生する可能性があります。施工品質を確保したい場合は、実績の有無を確認することが不可欠です。

 

業者の実績を知りたい場合は、ホームページやSNSを確認しましょう。具体的な施工事例や画像を掲載している業者は信頼性が高く、参考にしやすくなります。

 

複数の業者を比較する

ドアクローザーの交換・修理にかかる料金は業者によって異なります。信頼性の高い業者を見つけるためには、複数の業者から見積もりを取りましょう

 

複数の見積もりを取ることで、料金の相場感を把握しやすくなります。料金の内訳を確認することで、どの業者がコストパフォーマンスが高いかを適切に比較できます。

 

まとめ

ドアクローザーの交換費用は、ドアクローザー本体の代金に業者の工賃、出張費を加えた合計で決まります。DIYでの交換はコストを抑えられますが、作業品質は業者には及びません。

 

DIYに慣れていない場合は、安全で確実な作業を求めるなら業者に依頼することが賢明だと言えます。実績のある複数の業者から見積もりを取り、料金の内訳を確認することが重要です。

 

複数社からの見積もりをしっかり比較して、工賃や出張費が納得できる業者に交換を依頼するのが良いでしょう。

 

ドアクローザーの不具合は放置すると、ドアの開閉が難しくなる可能性があります。違和感があれば、早めに実績のある業者に相談し、修理や交換を検討することが重要です。

 

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