車のスマートキーを無くした際、どのように対処したらよいのでしょうか。スマートキーは便利な一方で、取り出さずに使用することが多いため、見つからないと焦ってしまうこともありますよね。
今回の記事では、無くしたスマートキーを探す方法や見つからない場合の正しい対処法について解説します。アナタのお悩みを解決する手がかりになれば嬉しいです。
スマートキーを無くしたら確認したいポイント
車のスマートキーを無くしてしまうと焦ってしまうかもしれませんが、冷静に対処することで問題をスムーズに解決することができます。落ち着いて行動することを心がけましょう。
エンジンは始動するか？
スマートキーを紛失した場合、最初に確認すべきポイントは『エンジンが始動できるか』です。スマートキーは微弱な電波を送受信しており、エンジンが始動するということはスマートキーが近くにある可能性が高いことを意味します。
そのため、エンジンがかかるかどうかを確認することで、スマートキーが車内にあることが確認できるのです。エンジンが始動しない場合は、スマートキーの電池が切れているか、車外にある可能性が高いです。
身近にないか？
スマートキーの紛失に気づいたら、落ち着いて以下の箇所を確認してみましょう。
- ・座席の下
- ・ドアポケットの中
- ・手荷物の中身
- ・服やズボンの内ポケット
- ・小物入れの中
- ・買い物袋の中
特に車内での紛失の場合はスマートキーが隙間に落ちていることが多いので、携帯のライトを使って奥の方までよく確認してみましょう。
同乗者が持っていないか？
スマートキーの場合はエンジンをかけるために鍵を差し込む必要がないため、運転者以外の人がスマートキーを持っている可能性もあります。例えば、同乗者がスマートキーを持っているケースです。
同乗者がスマートキーを持っていることを忘れてしまい、一緒に車から降りてしまうと紛失に気づくことができません。もし同乗者がいた場合は、その人が持っていないか手荷物の中も確認してみることをおすすめします。
もしかしたら、思わぬ場所にスマートキーがあるかもしれません。
外出先で鍵を無くした場合は警察に届け出を出す
スマートキーを外出先で落とした可能性がある場合は、警察に「遺失届」を提出しましょう。落とし物の届け出は、警察署や交番で行うことができます。
届け出を出しておくことで、もし誰かがスマートキーを見つけて交番に届けてくれた場合に、警察から連絡を受けることができます。
鍵の作成を依頼する
車の鍵の作成を行うためには「販売店（ディーラー）」または「鍵屋」に依頼するのが一般的です。しかし、ディーラーと鍵屋のどちらに依頼すべきか迷うこともあるでしょう。
ここからはディーラーに鍵作成を依頼する場合と、鍵屋に鍵作成を依頼する場合のメリットとデメリットを紹介します。どちらに依頼するかを判断する際の参考にしてください。
ディーラーに依頼する場合
ディーラーに鍵作成を依頼する場合のメリットとデメリットは以下の通りです。
【メリット】
- ・鍵屋より安価に作成できることが多い
・スマートキーの鍵交換もできる
・確実に鍵の作成が可能
【デメリット】
- ・店舗を訪れなければならない
・新しい鍵が手元に届くまで1〜2週間程度の時間がかかる
鍵作成を依頼するためには、以下の書類が必要です。
- ・車検証
- ・運転免許書
- ・キーナンバー（キーナンバープレート）
上の表にも記載しましたが、ディーラーに依頼する場合は即日での作成ができないことが多いので、すぐに対応する必要がある場合には別の方法を検討しましょう。
鍵屋さんに依頼する場合
鍵屋に鍵作成を依頼する場合のメリットとデメリットは以下の通りです。
【メリット】
- ・鍵の作成がすぐにできる
・現場まで駆けつけて鍵の作成が可能
・24時間365日いつでも対応可能
【デメリット】
- ・鍵の種類によっては鍵作成ができない場合がある
・ディーラーと比べると費用が高くなることがある
鍵作成を依頼するためには、以下の書類が必要となります。
- ・車検証
- ・運転免許書
鍵屋ならどんな車の鍵も作成できるの？
鍵屋によって作成可能な鍵とできない鍵が違うので、依頼する際には「鍵の情報」を伝えておくとスムーズに対応してもらうことができます。
具体的には以下の3つの内容を伝えると良いでしょう。
- ・鍵の種類（キーレスかスマートキーか）
- ・キーの形状（刻みキーかウェーブキーか）
- ・イモビライザーの有無
鍵を紛失してしまい、具体的な鍵の情報が思い出せない場合でも、イモビライザーの有無だけはしっかり伝えてください。伝えることで、より適切に対応してもらうことができます。
スマートキーを無くした場合にかかる費用
スマートキーを無くした場合、新たな鍵の作成やロードサービスの利用によって費用が発生します。ある程度の目安を事前に把握しておくことで、慌てることなく対応することができるようになるでしょう。
鍵の作成費用
鍵の新規作成にかかる費用は、鍵の種類や依頼する業者によって異なります。
ディーラーに依頼した時の費用相場は、一般的に10,000〜30,000円程度です。一部の車種では数千円で作成できることもありますし、イモビライザー（防犯機能）が付いている場合は、追加で1万円程度かかることがあります。
鍵屋に依頼した時の費用相場は、一般的に20,000円程度を見込んでおくと良いでしょう。
先ほどもお伝えしましたが、これらは一般的な目安であって実際の費用は車種や地域、鍵屋やディーラーの料金設定によって異なる場合があります。鍵の新規作成費用については、依頼前に具体的な見積もりをもらうことで安心して依頼できるでしょう。
JAF・ロードサービスの費用
JAF（日本自動車連盟）会員であれば、鍵開け費用は無料です。ただし、作業時間が30分以上かかる場合や部品・油脂・燃料代などが必要な場合については追加料金が発生する場合があります。
一般道でのロードサービス料金の相場は以下の通りです。
- ・昼間（8時～20時）: 13,130円
- ・夜間（20時～8時）: 15,230円
一方、高速道路でのロードサービス料金の相場は以下の通りです。
- ・昼間（8時～20時）：1万5,000円（SA、PA内）
- ・昼間（8時～20時）：2万1,000円（SA、PA以外）
- ・夜間（20時～8時）：1万7,000円（SA、PA内）
- ・夜間（20時～8時）：2万4,000円（SA、PA以外）
なお、料金はあくまでも目安であり、実際の費用は状況や地域によって異なります。より詳細な料金を知りたい方は直接JAFへ問い合わせてみてください。
【まとめ】
車のスマートキーを無くした場合は、慌てずに心当たりのある場所を探しましょう。もし見つからない場合には鍵屋で相談することをお勧めします。
鍵屋はディーラーと比べて費用が少し高い傾向がありますが、
- ・24時間365日いつでも対応してくれて、
- ・現地に駆けつけてくれるので、
鍵トラブルをスピーディーに解決することが可能です。
見積もりは無料で行ってくれるので、車のスマートキーを無くした場合には気軽に相談してみてください。
スターキーロックは24時間365日駆けつけ対応可能の鍵の専門家です。鍵紛失時の鍵開けも6,000円から対応いたします。
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